みなさんどうもこんにちは。書き溜めてた記事を一気に公開しています。
荒川中流域のシーバスゲームにおける、季節ごとの釣れる時間帯や釣り方について書いてみました。
荒川中流シーバスの季節別パターン
シーバスは季節ごとに海に下ったり、川に登ったりしています。
なので季節によってよく釣れる季節があったり、釣れなくなったりします。
また、季節の進行によって餌となる生き物の行動も変わるので、釣り方が変わったりします。
上述の潮回りの影響も季節によって変わりますね。
季節ごとにシーバスが動くっていっても、すべての個体が同じ行動をするわけではないので、基本的には河口に近い方が魚影は濃いと思います。
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ですが、近所で釣りたいんじゃーという人のために、荒川中流の季節別の釣れるパターンについて紹介したいと思います。
潮回りの季節による変化について
季節別パターンを理解するために、理解しておくと役立つ知識があります。
干満というと、1日に2回満潮と干潮がやってきて、月の満ち欠けに応じて満潮と干潮の水位の差が大きくなったり小さくなったりします。
この干満ですが、最初の満潮と次の満潮でも水位の差があります。
どちらが潮が大きく動くかは季節によって変わります。
秋冬は夜に干満の差が大きくなり、春夏は昼の干満差が大きくなります。
下の画像が1月の大潮のタイドグラフです。
18時ごろの満潮から23時の干潮にかけての、夜の時間帯に大きく潮が動いているのがわかります。
次は8月の大潮のタイドグラフです。
夏は逆に、3時の満潮から10時の干潮に向けての下げで大きく潮が動いています。
干満差が大きいほうがシーバスが釣れる流れが出やすいです。
だいたい春と秋に干満差の大きくなる時間帯が逆転します。
このため、春から夏にかけては朝マズメを絡めたデイゲームがよく釣れるようになり、
秋からはナイトゲームが主軸になります。
12月~1月 アフターシーバスの第一陣パターン
中流で一番釣れなくなる時期。
この時期はシーバスの産卵期なので、多くのシーバスは海に移動します。
12月は川に居残った個体がたまに釣れるようなイメージ。
ただ、1月になると早めに産卵を終えた個体の群れが遡上してきます(海に降らなかった群れなのかもしれませんが)。
毎年だいたい1月後半~2月頭くらいの、バチが本格化するちょい前くらいに、イナッコを追ってボコボコボイルする日があります。
ぼくは去年、今年と出会えなかったのですが、3年前は遭遇することができて、80cmくらいのシーバスをゲットしました。
今年も1月後半にそういう日があったという話は聞きました。
今年の1月も週1くらいで荒川には行っていたのですが...。もっと通わないと駄目なんですよね~。
かなり寒いので、気合が必要なパターン。
ちなみに、遭遇した時はバチ出てるかな~と思って出動したので、大潮~中潮の満潮後しばらくしてからのタイミングだったと思います。
アフターシーバスパターンのおすすめルアー
春はベイトも小さいので小さめのルアーが効果的ですが、アフターパターンは大きめのルアーでも釣れます。
飛距離も出てレンジも刻める、ロンジンのハイスタンダードをおすすめします。
2月~3月 シーバスバチパターン
バチシーズン。
たくさん釣れる時期です。
できるだけ釣りダメしておきましょう。
大潮~後中潮の、夜の満潮から2~3時間後くらいまでがチャンス。
タイミングが読みやすいのも、バチパターンの良いところです。
場所によっては満潮からもっと時間が経ってから釣れることもあります。
上流から流れてくるんですかね。下げが半分進行した以降も流れに勢いのある日に下げ後半パターンは成立してるように思います。
バチパターンのおすすめルアー
バチパターンで超釣れる上に、秋のベイトパターンでも使える神ルアー。
4月~5月 デイゲームの始まりと支流パターン
場所によると思うけど、4月の頭くらいまではバチパターンが楽しめます。
バチの終わりと入れ替わるように、始まるのがデイゲーム。
このあたりから、潮が逆転して夜より昼間の方が流れが強くなります。
朝マズメや夕マズメにバイブの早巻きで釣れるようになります。
稚鮎を追ってくるんですかね?
あとは、支流にもシーバスが入ってくるので、群れを捕まえることができればデイゲームで結構イージーに釣れたりします。
エリア10をゆっくりドリフトで流しとけば釣れます。
個人的には支流パターンは夜でも釣れてます。
早春のデイゲームでおすすめのルアー
ベイトも小さい時期なので、小さいヴァイブレーションが効果的な気がしてます。
夜はエリア10とか流しとけば、シーバスがいれば釣れます。
6月~8月 夏の早朝トップパターン
暑くなってくると夜に釣れなくなります。特に荒川本流では。何なんでしょう。
夏はデイゲームがおすすめ。
特に朝マズメが良いです。朝は表層で反応するので、トップウォーターゲームも楽しめます。
早起き辛いですががんばりましょう。
もう一つのパターンとして、水路に溜まったイナッコボイルパターンもあります。
この時期は荒川本流と支流をつなぐ水門前の水路にイナッコが溜まりだします。
その溜まったイナッコにシーバスが付いてボコボコボイルが始まります。
なかなか釣れないんですが、目の前でボイルするのでテンションは上がります。
このパターンは夜に発生しますね。
夏の早朝トップパターンのおすすめルアー
荒川中流は汽水のエリアですが、バス用のペンシルベイトで問題ありません。
ドッグウォークで!
9月~11月 シーバスのハイシーズン
まちにまったハイシーズン!!
中流だと10月が一番釣れます。
夜、仕事終わりにサクッと釣っちゃいましょう。
定番ルアーと定番の釣り方で釣れると思います。
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夏の時期にイナッコがたまる場所を見つけたあなたは、秋になったらその水路と本流が接続するあたりで待ち伏せしてみましょう。
気温が下がってくるとイナッコが本流に出てくるので、大ボイル大会に遭遇することがあります。
ボートシーバスなんかしたら3桁もありえる素晴らしい季節です。
おわりに
こう振り返ると一年ってあっというまですね!
紹介したパターン以外では釣れてないってわけではなく、たとえば夏でも夜に釣れることもあるとは思います。
あくまでガイドラインくらいに捉えといてください。
個人的には再現性を感じられるものを紹介したので、やみくもに出撃するより打率を上げられるんじゃないかなーと思っております!
参考になれば幸いです。