おかっぱりで釣りをする時にネットを持っていくことのデメリットは片手が塞がってしまうこと。
肩がけにしたってキャストするときには地面において、移動する時に背負い直してとかやってると非常にめんどくさい。
この携行性の問題を解決するパーツがある。
これらを使うと、ネットを折りたたんでコンパクトにし、腰のベルトやバックなどにぶら下がれるようにしてくれる。
必要な時にさっと取り出せる便利アイテム。
ネットが必須のシーバス業界では当たり前のようにみんな使ってる。
周りの釣り人をみて、アレどうやってるんだろう?と疑問に思った人向けに紹介しますね。
バス釣りにも応用可能。
ライトリグ主体の人は「これどうやって取り込もう...」みたいな経験があるはず。
ネットがあると捗りますよ。
ネットをぶら下げるためのホルダーアイテム
ネットを身体のどこかに引っ掛けるためのホルダー的なアイテムがある。
よく使われてるのは、プロックスと昌栄というメーカーのホルダー。
これらを使うとベルトや、バックやベストのD管に引っ掛けられるようになる。
一度買ったからそこそこ長く使えるもので、値段も高くないので、どちらかのものを買うのが無難かと。
両方買って状況によって使い分けても良いですね。
プロックス「タモホルダー」
この商品買うならAmazonが安い。店頭で買ったから定価だったやで...。
ネットの柄部分に付属の工具を使って取り付ける。
取り付けられる柄の太さはある程度幅があるので、高級品でも安物でも取り付けられると思う。
http://www.proxinc.co.jp/lineup/page.jsp?mode=id/226画像はプロックスのサイトから
こんな感じで腰のベルトとかにホルダーを差し込むことができる。
ホルダーの角度を調整できるアジャスタブルタイプもあり。
ちなみにわたくしは、タモホルダーライトを使ってヒップバッグのベルトにネットを差し込んでシーバス釣りをしております。
昌栄「マグネットホルダー」
昌栄からは、マグネット式のホルダーが出てる。
マジックテープリングをネットの柄に取り付ける。反対側のカラナビをライフジャケットや、バックのD管に取り付ける。
使う時はマグネット部分が切り離されるという仕組み。
マグネットはかなり強力らしく、評判を信じると、普通に釣りをしていて不意に外れることはほぼないらしい。
でも必要なときにはちゃんと外れる魔法のアイテムなんだとか。
ジャンプしたりするとはずれることもあるみたいですけど。
ライフジャケットの背中に取り付ける場合は、こちらですね。こんな感じで。
http://www.siyouei.co.jp/no753-753-1.html
個人的には柄に取り付ける部分がマジックテープってところが不安というか、いずれ壊れちゃうんでしょ?的な思いがある。
よってわたくしは、より長く使えそうなプロックスのホルダーを選びました。
まぁ、みんな使ってるし、そんな簡単に壊れるものではないと思いますけども。
ネットを折りたたむジョイントアイテム
ホルダーはネットの柄と枠の間に装着するので、腰に引っ掛けるにせよ、背中に背負うにせよ、そのままだとちょっと邪魔ではある。
http://www.siyouei.co.jp/no753-753-1.html
そういう時、ネットの柄と枠のあいだにジョイントパーツを噛ませることで、折りたたみが可能となる。
ジョイントパーツで枠を柄の方に折りたためるようにすると、ちょっとコンパクトになり、使うときにはすぐに開けて、いい感じになる。
背中に引っ掛ける場合、このアイテムがないと頭の上にタモ枠がある状態になって大変アホらしいことになると思われる。
ジョイントパーツも二大巨頭のプロックスと昌栄の物品を紹介します。
それぞれの違いとしては、まず素材が違う。昌栄は金属だけど、プロックスは樹脂製。
樹脂製には錆びないっていうメリットがあるようですね。釣行毎に洗ったり、メンテナンスするのが面倒な人には良い。
次に、広げた状態を固定するロック機能は両方あるけど、折った状態でロックする機能はプロックスにはない。
昌栄はロック機能ありなしを選べる。
閉じた状態のロック機能は、たたんだ状態の時に風でバタバタするのを防いでくれるらしい。
その代わり開く時に手でロックを解除しなくちゃなので、良し悪しあります。
わたくしはロックなしタイプを選択。
あと、プロックスは取り付けるのに付属の工具を使ってナットを締めて留める。昌栄は手で留められる。
個人的にはここがポイントとなって昌栄のフレックスアームを選びました。
家で保管する時にタモ枠をはずして、畳んで収納したいので、取り付けが頻繁に発生するんですよね。
でもこれも良し悪しで、フレックスアームは、取り付けが甘いと、タモが斜めになってしまうリスクがあります。
最悪ネット使用中に枠が外れる可能性もあるので、釣行開始時に締め付けを確認する。くらいの気は回したほうが良い。
ネットのレビューでは、プロックスをディスって昌栄を褒めてるものもありますが、高い金を払った自分を納得させたいバイアスがかかっているものと個人的には思います。
プロックスぜんぜんありだと思いますけどね。
プロックス「タモジョイント」
昌栄とプロックスだと、プロックス製品の方がだいたい安い。
ジョイントパーツもプロックスの方が1,000円ほど安い。
カラーをブラック、ブルー、レッド、オレンジから選べる。
昌栄「フレックスアーム」
見た目はメタル感がかっこいい。
カラーは、レッド、ブルー、ゴールド、チタンから選べる。
プロも使ってるし、ネットのレビューでも評判が良い。
ロックタイプとロックなしタイプがある。
昌栄のフレックスアームには、網がぶらぶらしないように留めるリングも付属してる。地味にこれが便利。
スナップと輪ゴムがあれば代用できますけどね。
落下時の保険、スパイラルコードもあると安心
タモホルダーでも、マグネットホルダーでも、不意に落とすことはあると思う。
陸に落ちればいいけど、水の上だったら...。
一応、保険でスパイラルコードも併用すると安心感は増す。
まぁ、わたくしはいま付けてないんですけど。
いつか落としそう。
ウェーディングする人には必須のアイテム。
まとめ
わたくしは、ホルダーはプロックス。ジョイントは昌栄を使用。
シーバス始めてすぐはネットは肩にかけて持ち運んでたけど、今はもう考えられない。
今シーズンからは、バス用の小さいネットも買おうかなと考え中。
楽に持ち運べるなら持ってた方が幅が広がりますし。
最初からすべてのパーツが揃ってるものを買うもよし、
徐々に買い足して完成を目指すもよし。
まだ未導入の人には是非おすすめしたい一品です。