みんなさんどうもこんにちは。
今日は本当のことを書こうと思います。
シーバスが釣れる場所について。
具体的なポイントについても書いてますので、場所だけ知りたい人は、目次から飛んでください。
荒川ではじめてのシーバスを釣りたい人に向けて
シーバスに限らず、魚を釣るために必要な要素は、
・ポイントの情報
・試行回数
・テクニック
大まかに分けるとこの3つ。
公式で表すとこんな感じ。
釣り場のポテンシャル×試行回数×テクニック(ヒット率)=釣れる魚の数
左辺のいずれかの項目を高めれば、釣果も増えるでしょう。
この中で何が一番重要な要素かというと、「釣り場のポテンシャル」の要素です。
むしろどこで釣りをするかで、釣れるか釣れないかのほとんどが決まると言っても過言ではありません。
なぜなら魚のいる場所で釣りをしていなければ、どれだけ釣りの上手い人でも魚は釣れないからです。
0にはなにを乗算しても0です。
まぁこれはみんな分かっていて、ポイントについての情報が流通すると競争率が上がって釣れなくなるので、なかなか本当に釣れる場所の情報は表に出てこないんですけどね。
「ポイント」についての情報もいくつかも種類に分類することができます。
情報の優先度としては、
1.今釣れている場所
シーバスは一定期間で移動しますので、釣れる場所というのは時間の経過によって変わります。
「今釣れている場所」が情報としての価値が最も高いです。
仲間内とか現場で出会う他の釣り人、釣具屋の店員などからの聞くの一番かと思いますが、ネットならSNSや釣行記的な記事から探すことになります。
こういう場所の情報を掴めれば、釣れる可能性は非常に高いです。
2.釣れた実績の高い場所
過去によく釣れた実績のある場所の情報も価値があります。
季節的な要因とかも絡んでくるので、そこに行けば必ず釣れるとは言えませんが、釣れる可能性は高いです。
3.釣れる可能性のある場所
「条件から推測して釣れるだろうと思われる場所」の情報は、価値があるかどうか簡単には判断ができません。
釣れる可能性だけのポイント情報には要注意
ネットで調べられるポイントについての情報はほとんどが「3」のことが多く、特に最近よくある法人で運営してそうなメディアが流しているポイントの情報がクソすぎて、個人的に非常に憤りを感じております。
具体的に指摘しますと、「荒川 シーバス」で検索すると最上位に出てくる、この記事のポイント情報は「シーバス釣ったことないやつが適当に書いてるだろ」と思う気持ちが止められません。
おまえこれ、河口から秋ヶ瀬までの大きめの橋を羅列してるだけやんけ。
最近、法人運営のメディアが増えてきてごっそりクエリを奪われて、当サイトのアクセス数が激減していて、とくにこの釣りハックとかいうサイトが写真は引用だし、適当なライターに書かせたテンプレートっぽい構造の文章なのに検索上位を独占されててムカつくという個人的感情はいっさいなく、本当に役に立たないと思っています。
まぁ確かに橋脚の近くは水流の変化があるし、夜は明暗ができるし、昼はシェードができるし、ポイントとしては分かりやすいですよ。
でもこんなの「大きな橋の下は一級ポイントです」って書いてあるのと変わらんやんけ。
しかも適当に書いてるなと思うのが、おすすめポイント7選とか言って、ほとんどが中・上流のポイントであるということ。
ほんとにおまえこのポイントでシーバス釣ったことあるんか!?と小1時間問い詰めたいです。
この辺、そんな簡単に釣れねーから。初心者をだますなよ。
釣れる可能性がないとは言わないけど、人におすすめするような「釣れるポイント」ではねーだろ。
しかも芝川水門付近は一応立入禁止だと思うんだが。
荒川でシーバスが釣れるポイントはここだ!
シーバスを釣るためには
・平日の短時間釣行もできる近場のポイントに通って、試行回数を防ぐ
or
・魚影の濃いポイントに行く
このどちらかの作戦が、最初の1匹を釣るために必要です。
例え短時間でもせっかく釣りに行って釣れないと短時間でも精神ポイントが削られます。なかなか釣れなくて諦めてしまう人もいるでしょう。
どちらの作戦が最初の1匹に近いかといえば、魚影の濃いポイントで釣りをする方が難易度は低いと考えます。
魚影が濃い=釣り場のポテンシャルが高い。です。
じゃー、荒川でシーバスの魚影が濃いところってどこよ?
魚影が濃いのは海に近い方
答えは、海に近いところです。
平日も釣行可能な方は、お近くの荒川にかかる橋の近くで釣りをして試行回数を稼ぐ作戦もありかと思います。
しっかし、なかなか平日に連日釣りに行くのは現実的ではないという方が多いですよね。
「週1回ないし2回の休日にまとまった時間を設けて釣りに行く」というスタイルの方が多いのではないでしょうか。
そういう方々へ当サイトの提案としましては、河口付近まで赴くことをおすすめしたいです。
シーバスは海に近いほうが明らかに魚影が濃いです。
あまりにも違うので普段中上流でしかシーバス釣りをしない人は、平日行ける人でも休日には下流の方へ足を伸ばしてみてほしいくらいです。
仮に釣れない日であっても、中流域では何のコンタクトもなく終わる日が大半ですが、河口の方ではアタリがあったり、ボイルがあったり、シーバスの気配くらいは感じることが多いです。
シーバスからのコンタクトがないと経験値もたまりませんので、埼玉県民であっても葛西方面まで足を伸ばしていただくことをおすすめします。
持ってるルアーが少なくても、魚釣りの経験が少なくても、魚影が濃いポイントで釣りをしたほうが釣れる可能性が高いです。
逆に魚影の薄いポイントで釣ろうと思ったら、試行回数を上げる、つまりたくさん釣りに行く日を作るしかありません。
ちなみに荒川とは離れますが、豊洲や月島、品川など運河のあるところは、魚影も濃いし足場もよくて釣りもしやすいです。
しかし、運河エリアは最近、釣り禁止のポイントが増えていて注意が必要です。
荒川シーバスのおすすめポイント「砂町公園~荒川ロックゲート付近」
ということで、釣り可能エリアで足場も良い、荒川のおすすめのポイントはこちら。
地図で赤線を引いたあたり一帯の「荒川砂町公園近辺」ポイントです。
荒川の下流、葛西橋のあたりは親水公園化されていて足場もよく、河口に近いので魚影も濃いポイントとなっております。
この辺は有名なシーバスポイントで釣り人も多いのですが、人が立てる場所も広いので休日でもどこかしらで竿を出すことは可能です。
赤線を引いた最上流部に、旧中川が接続する「荒川ロックゲート」という水門があります。
そこから下流にあるのが葛西橋、さらに下流に東西線と清砂大橋が架かっています。
橋の近くが1級ポイントとなるのですが、それ以外の場所でも釣れるのでチャンスが多いという意味でもおすすめのポイントです。
橋脚が絡まない場所でも、ゴロタ石などボトムの変化があったり、流れの変化による潮目ができたり、護岸際にシーバスが付いていたり、と狙う場所が豊富にあります。
葛西橋近辺が護岸、清砂大橋近辺はゴロタになっています。
むしろ釣りを始めたばかりでキャストの精度に自信がない場合は、橋脚周りの釣りは避けたほうが無難です。
人が通ってる時にミスキャストをしてしまったら、下手したら警察沙汰です。
オープンエリアでも十分に釣れるので、そういう意味でもおすすめの場所です。
もう一つおすすめのしたい理由として、情報の多さがあります。
このあたりはメディアに取り上げられまくっているので、初心者の方が釣り方のイメージを持ちやすいというメリットがあります。
1回行ってみた後に大野ゆうき氏や村岡昌憲氏などのYou Tube動画を観れば、背景にピンとくるのではないかなと思います。
DVDとかも勉強用におすすめです。
車で行くなら公営の駐車場っていうのはないと思うので、歩いていける距離にいくつかある民間のパーキングを利用します。
もし釣れる気がしなかったら、対岸に渡って中川であったり、旧江戸川まで足を伸ばすこともできます。
実績の高いおすすめ定番ルアー
場所がよければ、使うルアーはぶっちゃけなんでもいいっちゃいいです。釣具屋さんで売ってるシーバスルアーであれば、だいたいなんでも釣れるとは思います。
それでもよく釣れるなぁと感じるルアーはあるので、そのような定番ルアーも紹介しておきますね。
まず大きめのルアーでも釣れるけど、9cm以下の方が明らかにバイトが多いよね!というのが、多くの荒川ユーザーの認識かと思います。
んで、
・表層用リップレスミノー
・リップ付きミノー
・シンキングペンシル
の3種類を用意しておけば間違いないと思います。
とりあえず、この辺の釣れ筋ルアーを用意しておけばOKだと思う。
エリア10
安くて釣れる神ミノー。
フローティングミノーで、水面下~30cmくらいを泳ぎます。
カラーはパール系買っておけば、オールシーズン使えるのでおすすめ。
秋の入れ食いシーズンでも、春のバチ抜けシーズンでもこれ一つあれば戦える。
x-80
メガバスのハチマル。
シンキングミノーでリップも大きめなので、エリア10より深いレンジを泳ぎます。
レンジを変えただけで釣れたりしますのでね。エリア10で釣れなかったら、こっちを使ってみましょう。
マリブ68もしくはグラバーHi68
世の中の定番的にはマリブ68なんだけど、個人的にはグラバーHi68の方が釣果を上げてるので、こっちをおすすめしときます。
マリブの方がレンジが浅くて、グラバーHiの方が深いところを泳ぎます。
両方とも巻いてるときにしっかり抵抗を感じられるタイプのシンペンなので、使いやすいと思います。
マリブはAmazonで見つからなかったので、釣具屋さんで探してください。
デイゲーム&飛距離を考慮して追加したいルアー
デイゲームの場合は、上記のルアーにバイブレーションも加えて置きたいところ。
あとは遠くの潮目を狙いたい時用に飛距離の出るルアーもあるといいかなー。
あとは、ワームな。
モアザンソルトバイブ
他にも良いバイブはたくさんあると思いますが、コスパを考えてコチラをおすすめしたい。
1,000円ちょっとで買えますのでね。ダイワのバイブは20年前のバスブームの時から釣れるルアーとして有名です。
ミニエントやキックビートなどの小型バイブレーションも良いと思うんですけど、高くてなくしたときのダメージでかいからね。
最初は安いルアーで経験を積みましょ。
ちなみにキックビートはサイズと重さが細分化されてて、システマチックにレンジとか調整できるので、コンプリートするもよしです。
ハイスタンダード120
12cmミノーなので、大きさに抵抗のある人もいるかもしれませんが、釣れる時は釣れます。
遠くの潮目を狙いたいときに。
個人的に好きなカラーは金ボラとマッドチャート、レッドヘッドの3種類です。
このルアーは飛行姿勢がめっちゃ良くて、投げやすくて飛距離もよく出るのでおすすめです。
平均飛距離が高いというか、誰が投げても安定して飛ぶルアーなんじゃないかと思います。
VJ
これ類はやっぱり釣れるので、秘密兵器的に持っておきましょ。
それでも近所の中流で釣りたいんじゃという人へ向けて情報収集の方法について
釣れてる場所についての情報は、ブログやウェブサイトではなかなか表に出てきません。
特に画像を引用してそれっぽく書いてる系のメディアの情報は信用なりません。
たまーにガチのポイント情報が出てくるのは、あまり釣り歴もしくはウェブ歴が長くなさそうな感じの人の個人ブログ。
ポイントの情報を晒すと色んな意味で不利益を被るということを知らない人が、ポロっと書いてるのをたまに見つけることがあります。
そういうブログは、ブログ村とかで探すと良いです。
でもすぐにポイントを晒すとクソリプが飛んできて嫌な人に絡まれたり、ポイントに人が増えて釣れなくなったりトラブルに合ったりして情報を出さなくなるんですが...。
最近はブログより、youtubeがアツいですね。
ブログだと画像の背景をモザイクかけたり処理してあることが多いのですが、You Tubeだと結構特定できます。
あとは、近所で釣るなら釣行回数を増やすことです。
単純に確率の問題ってのもありますが、
通ってると知り合いができて色々教えてもらえたり、釣れる場所やタイミングが分かってきますからね。