2017年は良いスタートが切れたぞーーーーー!!!
タイラバ2回目にして、今後更新できそうもない大物現る!!!
63cm、3.7kg!!
太ももはガクガクだし、左の上腕二頭筋と手首は筋肉痛に悲鳴をあげております。
稀勢の里に贈答できるレベル。
こりゃあ、めでたい。
お守りの効果が出てます出てます。
川崎は鶴見の「トレードウィンズ」でタイラバ&青物
今回お世話になったのは、トレードウィンズさん。
川崎市の鶴見から出船です。
なんかこんな工業地帯の行き止まりみたいなところから出船。マリーナや漁港じゃない。初めての経験。
最初は、ほんとにここでいいんかいなと思いました。
当初の目論見的には、サワラをメインで狙って、ボウズは悲しいからタイラバもリレーでできたらいいなと思ってたんですが、どうやらサワラはもう終わりとのこと。
(そもそも今年は微妙だったみたいですが..)
サワラをやるなら東京湾より、相模湾なのかな??
んで、サワラメインということになるとチャーターになり高額になるので、タイラバ専門で乗り合いを募集して、合間の時間にジギングやってもいいよって提案を船長から受けまして。
しかも値段は1万6千円と高いんですが、2名から乗り合い出船するってことで、貸し切りの可能性もあるしこりゃいいやと予約。
結局、ほぼ貸し切りになるかなと思ったんですが、他の方1名乗り合いの系3名で出船することに。
青物は釣れるか分からないし様子見てやろうってことで、日の出の6時30分~上げ潮終わりの14時30までタイラバメインでGo!
まだ日が昇ってない6時頃から準備して、日の出直後の6時半から出船!ちょうど下げ始めの時間帯で潮回りもいい感じで期待しかない!!
朝イチ、満潮~下げは外道のホウボウ1匹..
寝てたんでよく分からないのですが、たぶん30分くらい走ってポイント到着。
タイラバは2回目ということを伝えて、船長からレクチャーを受ける。
前回はBristとビッグシューターコンパクトの自前タックルでやってみたんですが、今回は専用タックルの違いを知りたくて、タックルはレンタルしてみました。
今回借りたタックルにはカウンターが付いていてどれくらいのスピードで巻いているか数値で分かるようになってまして、船長からスピードの指示は「2」。
タイラバだとスロー目みたいでした。
そして、底付近にいるだろうから、8mくらい巻き上げたら、そこを取ってやり直すということを繰り返す。
これは釣れないと厳しい..。忙しい割に単調だ..。
と思いながら、1時間くらい続けてたら、待望のアタリ!
ぐっと重くなってブルブルって感じ。そんなに引かない。
上がってきたのは、ホウボウ!
陸からは見たことの無いサイズ!外道だけどウレシス!
時合きたかーーー!?と一瞬の盛り上がりを見せるもこの後、下げ潮が止まるまでノーバイトノーフィッシュ。
北風も強いし、揺れるしで過酷な午前中を過ごす..。
午後からの上げ潮で時合到来!!
下げの時間帯が終わり潮止まり、するとすぐに上げの流れが早めに出てるみたいだからチャンスあるよーとアナウンス。
これで彼の活性が上がったのかもしれない。
同船の友人が3連続くらいで鯛を釣り上げる。
まじかよ!!
2投連続でかけたりする。
内心焦りしかない。
で、マネッコたろうで巻きスピードを1段階上げてみると...
コツンコツン、グン、ググーーン
ノッたー!!コレ絶対、鯛!コレゼッタイ、タイ!!
早巻きのほうが反応がよろしいようで。
1kgないくらいだと思うけど、嬉しいサイズの鯛げっとーー!
その後は、あたったりバラシたり、相変わらず友人はヒットしまくりで、完全に時合突入。
そして、しばらく釣れなくてちょっとまったりした時間帯に、気まぐれでかなーーーーりゆっくり巻いてみる。
すると、ふっと軽くなり、ぐっと重くなる。
そのまま巻き続けると、グングングンと竿が入る。はい。これが、鯛の引きです。三段引きです。ホウボウとは違います。
んで、体感時間10分くらい巻き巻きして、ふとリールに付いている水深カウンターを覗いてみると、80m!!?
上がってきてないやん!
ドラグ滑りまくってるやん。
これはでかい...。
船長からここで焦ってドラグを締めすぎて、ラインブレイクやハリを伸ばされる人が多いとの指摘を真面目に捉えて、ドラグズルズルのまま頑張る。
タイが走る時は無理をせず走らせて、抵抗が弱まった時に、巻取り。その繰り返し。
1号のPEでシーバスやるときと同じくらいの設定だったから、こりゃ無理したら切れるわ。
(この時使っていたのは0.8号)
40mくらいまであがってきて、抵抗が少し弱まったところで、少しドラグをしめて、慎重に上げていく。
約1時間(体感)のファイトを経て、上がってきたのが冒頭の魚です。
で、でかい..。
家で計測したら63cmくらいあった。なんというモンスター..。
結局、最後まで友人は当たり続けるも、オートリリースも上手く、5枚で竿頭。
僕は1枚、塩焼きサイズのハナダイという塩焼きが美味しい鯛と、1.5kgくらいの真鯛を追加して4枚でフィニッシュ。
船中15ヒット、9枚キャッチという結果でした。
乗り合いしたもう1名の方には、かける言葉がありませんでした。。
エリアトラウトで鍛えた巻きの感覚と、ナマズで身につけた合わせのタイミングが活かせたのやもしれません。
タックルについてとタイラバのコツや感想など
タイラバ初挑戦の前回は、Brist&ビッグシューターコンパクト。PEは1.5号。
2回めの今回は、専用タックルの使い心地を知りたかったので、レンタルしました。
レンタルタックルのロッドは何だったんだろう?ちゃんと確認するの忘れました。たぶんメジャークラフトのやつだったと思います。リールはダイワ紅牙ICT。PEは0.8号。
で、比べてみてどうか。
どっちも釣れたは釣れたし、Bristでもアタリは全部かけたので、専用タックルじゃなくても出来ないことはないんだと思う。
Bristは剛竿だけど曲がるというコンセプトのロッドなので、ロッドの性能が良かったという可能性もありますが。
ただ、ロッドで合わせる必要のない釣りだと思うので、曲がるロッドの方が確かに良いのでしょうね。
鯛は下方向に突っ込む魚のようで、アタリがあっても掛けに行かずそのまま巻き続け、反転して突っ込んでいけば、勝手に針がかりするって感じでした。
むしろ、ロッドで合わせるのはもってのほかで、リールで巻き合わせしても、スっぽ抜けちゃってダメでした。
コンコン、グン!と来たんですけどね..。
(これはまだフックの部分まで口に含んでなくて、ネクタイを噛んでるだけだと船長は言っていました。)
アタリがあっても、ガッツリかかるまで等速で巻き続けるのが、タイラバのアワセのキモでした。
その時にロッドが邪魔しないように、しなやかなロッドじゃないといけないんですね。よく分かりました。
でも、今回100gのタイラバを使っていたのですが、その重さのジグをぶら下げてる時点で相当竿が曲がるので、レギュラーテーパーの竿だったら使えるロッドの範囲は相当広いんじゃないかと思いました。
専用タックル使ってみて有利性を感じたのは、リールの方。
まず、タイラバはベイトの方が圧倒的に有利ですね。
タイラバで最大のコツだと思ったのが、着底したらすぐにリールを巻き始めること。
タッチ&ゴーというテクニックらしいです。
もう、タイラバのヘッドがボトムに着くか着かないかくらいのタイミングで巻き始めちゃっても、良いくらいでした。
サミングしながらフォールさせられるベイトリールは着底を感じるのにも有利だし、感知してから巻き始めるまでの時間もスピニングより早いです。
水深が80mくらいになると、100gのタイラバを使っていても着底に1~2分かかるので、集中力を保つのが結構大変です。
ぶっちゃけ途中ちょっと寝てました。船が揺れた時に危うく落水するところでしたね。
その集中力の差が釣果に現れていたような気がします。タッチ&ゴーまじで大事。
そのため、基本はタイラバも重い方が釣りやすいようです。タイラバの重さに関しては、「大は小を兼ねる」って考え方でOKと船長も言ってました。
東京湾で鯛を狙う場合は、100g~120gのタイラバを用意しましょう。
あとは、リールのカウンターはガチで便利。
どれくらいラインが出ているかと、どれくらいのスピードで巻いてるのかが確認できます。
ポイントの水深は船長からアナウンスがあります。で、底まで落とすんですが、カウンターがあると途中目を離していてもいいので、超楽。
カラーラインだと目を離すとどれくらい糸が出ているのか分かりづらいですからね。
巻きスピードも、これくらいでやってみてーだとか、他の人はこれくらいのスピードで釣れてるよーみたいな指示があるので、初心者には良いですね。
ラインは細いほうがやっぱり有利でした。
フォールスピードと潮の影響の受けにくさの面で。前回かなり太いラインを使ったので、これは体感できました。
ソルトフィッシングの醍醐味!鯛料理づくし!!
海の魚を釣る目的の一つは、釣り人特権で新鮮な魚を食すことである。
ましてや今回は、天下の江戸前真鯛。
市場価格でも、外房の鯛の2~3倍の値段が付く、ブランド鯛だそうです。
料理も気合入ってます。
刺し身、昆布締め、鯛しゃぶ、ムニエル、出汁と身で味噌汁。
皮付きの鯛しゃぶが激ウマでした。皮に旨味が詰まってますね。
昆布締めはちょっとムラが出来てしまったのだけど、美味いとこは激ウマでした。
出汁と身で雑炊。出汁の旨味がまじでヤバイ。身は焼くより、味噌汁に入れたほうが好きだった。
ハナダイはまるごと塩焼きに。ローズマリーを添えて。たしかに身を焼いた料理では真鯛より上に感じた。
出汁はシーフードパスタにも利用。鯛の出汁に加えて、海老でも出汁をとり、アサリも追加して強烈な旨味に。
ホウボウと鯛のアクアパッツァ。オシャレに決まった。
後半の料理を作ったのは僕じゃないんですけどね。まさに鯛づくしの最近です。
海には夢があるよ。ほんとに。