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【梅雨の釣り】レインウェア選びの知識と、メーカー別おすすめウェアまとめ

更新日:

「レインウェア」、釣りを始めとするアウトドアの必須アイテムでございます。

雨露から体を守るだけでなく、ちょいと肌寒い時や街着としても活用できるデザイン性の高い物品もあります。

この記事は5年間愛用してきたコロンビアのレインウェアがダメになって、買い換えるために得たレインウェアについての知識をまとめた記事です。

前半はレインウェアを比較検討するために必要な、「機能」や「スペック」を理解するための知識

後半は僕がレインウェアを購入する時に検討したおすすめのレインウェアを紹介しています。

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photo credit: Dancing in the ran via photopin (license)

いざレインウェアを買おうと調べてみると、色んなメーカーから出てるんでどれがいいのか迷ってしまいます。

ダイワやシマノ、パズデザインなど釣りメーカーから、山系のアウトドアブランドなどなど..。

本格的なレインウェアも視野に入れて比較検討しているんですが、性能について調べて知ったことを色々まとめてみたいと思います。

おすすめのレインウェア先に教えろや!ってひとは目次から先に進んでね!!

レインウェアの選び方

ロッドやリールなら、性能と価格のちょうどいいバランスってのが、みんなそれぞれ自分の中にあると思う。

でも、レインウェアって頻繁に使うわけでもないし、スペックに注目していたわけでもないので、判断基準がいまいち明確じゃない。

1万円のレインウェアより、3万円のレインウェアの方が良いのは、足を前に出せば進むのと同じくらい当たり前。

知りたいのは、価格によって、どれくらいの性能差があって実用上どういう違いを感じるのかということだ。

その差と、使用頻度のバランスで、自分にとってちょうどいいレインウェアを選びたいんじゃー。

ということで、レインウェアの性能を表す数値ついて調べてみた。

ウェアのタイプ

構造的なタイプについては大きく3種類ある。

セパレートタイプ、コートタイプ、ポンチョタイプの3つ。

結論から書くと、釣りで使うならセパレートタイプ1択だと思う。

セパレート

上下にわかれた普通の服スタイル。

だいたいは、上下別にも購入可能。

風や動いた時にめくれないっていうのが、アウトドアで使うには必須条件。

釣りで使うなら、ちゃんとしたセパレートタイプのレインウェアが良いと思う。

コート・ポンチョ

コンビニで売っている雨ガッパのようなコートタイプ、上から被るポンチョタイプ

メリットは安さと着脱の楽さ。

でも、雨の中で使ってると、普通に濡れる。風で簡単にバッサバッサなるし。

釣りには向いてないと思う。

セパレートのレインウェアの上から背負ったバックを濡らしたくない時に、ポンチョを被るっていう使い方はありだと思う。

基本的には、雨の中のちょっとした移動とかに使うものかと思います。

選ぶ時に確認するべき数値やポイント

レインウェアを比較検討するときに、値段以外で性能を比較できるように数値と見るべきポイントについてまとめる。

耐水圧

JIS規格によって定められた防水性能を表す数値

単位はmm。

「耐水圧」とは、生地にしみこもうとする水の力を抑える性能数値。レインウェアの生地が、どれくらいの水圧に対して耐えられる防水性を持っているかを表します。
例えば、耐水圧20,000mmであれば、生地の上に1cm四方の柱を立て、柱の中に水を入れて20,000mm(20m)までの高さに入れた水の水圧に耐えられるということになります。(JIS規格)
5. レインウェアの耐水圧、透湿性とは?|ブリヂストンスポーツ

目安としては、スキーやゴルフでは最低10,000mm以上、登山では20,000mm以上が必要と言われているらしい。

登山は命に関わるから安全マージンが大きく取られてるってことか。

座ったりすると当然圧力がかかるから、そういうのも考慮されてるんでしょうね。大人が膝をついた時の圧力が耐水圧10,000mmに相当するそうです。

ちなみに傘は250mmしかないらしい。

釣り目的なら10,000mm以上のランクでも十分っぽいけど、20,000mm以上のランクのレインウェアならかなり快適になりそう。

透湿性

蒸れにくさを表す数値ですね。

単位はg/m2-24h。

上記と同じサイトから引用。

「透湿度」とは、生地1㎡あたり、24時間で何gの水分を透過した(外に出す)かを示した数値。衣服内の水滴にならない蒸気状態の汗を、生地が透過させる(外に出す)度合いを表します。例えば、透湿度20,000mg/m2/24hであれば、1日(24h)で1平方メートルあたり、20,000g(20kg)の水蒸気の汗を透過する(外に出す)能力があるということになります。
5. レインウェアの耐水圧、透湿性とは?|ブリヂストンスポーツ

上記サイトでは、蒸れにくさは最低でも5,000g以上、ベトベトしにくさは10,000g以上は欲しいとある。

冬に動かない釣りをする場合は、蒸れにくさを基準にしてもいいかもしれないけど、通常は動いて汗をかくと思うので、梅雨の釣りでの使用を考えると10,000g以上のレインウェアを用意したいとこですね。

重量


最新の超軽量と謳ってるレインウェアの重さがだいたい250g~200gくらいだった。最軽量クラスだと200gも切ってる。

ノースフェイスのゴアテックス3レイヤーのレインウェアで、650gくらいだから、軽量レインは相当軽い。


持ち運び、軽い着心地、動きやすさのメリットがある。

あとはどれくらいの価格差になるかってことだけど、優先順位は防水性・透湿性>重量、かなぁ。

防風性

防風性を表す数値は発見できなかった。何かあるんですかね?

オールシーズン使うとすると防風性も高い方がいいですね。

場所によっては夏でも雨降ると寒くなりますからね。

僕は夏も冬も同じレインウェアを使ってます。

大きめサイズを買って、防寒着の上にレインウェアを着るスタイル。

6月の佐渡ヶ島釣行でめちゃくちゃ寒い思いをしたこともあるし、寒さから身を守るために着るシチュエーションも考えておきたいですね。

まぁ普通に、レイヤー数が多くて厚みのある方が防風性は高い。

僕は3レイヤーのレインウェアを愛用してます。

生地の厚さ

生地の厚さは耐久性、防水性、温かさ、重量に影響する。

各社用途によってことなる厚さの生地がラインナップしてるし、ウェアメーカーの作り方によっても変わってくると思う。

生地の重ね方については、2層、3層、その良いとこ取りの2.5層、以上の3種類が一般的なようです。

あとは生地の繊維の太さの単位であるデニーロが出てくる。

実物を店頭で見れれば厚さは確認できると思いますが、ネットで買う場合は確認の助けとなりますね。

素材のタイプ

ナチュラムのレインウェアの基礎知識っていうコンテンツが非常に分かりやすかった。

第一章 レインウエアの基礎知識

水蒸気を外に逃がすための穴が空いている素材や、穴は開いていないけど分子レベルで外に逃す素材、特殊なコーディング剤が使用されている素材などがある。

性能というより、汚れへの強さや耐久性、メンテナンス性などに影響があるみたいです。

無孔質タイプの方がメンテナンス性は高い模様。

オフショアで海水を被るような場合は無孔質タイプの方がいいのかも。

代表的な素材のスペック

レインウェアに求められる機能は、水の外部からの侵入を防ぐ防水性と、体から出る湿気を外に逃がす透湿性です。

二律背反の要素だけど、ちゃんとしたレインウェアは科学の力でここを乗り越えてきます。

100円の雨ガッパから、ちゃんとしたレインウェアにクラスチェンジすると、快適さが全然違うんですよね。

素材の力、はんぱない。

独自素材についてはたくさんありすぎなので、僕が購入を検討しているものをピックアップしてみた。

ゴアテックス

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https://www.gore-tex.jp/
ご存知、ゴアテックス。

透湿防水素材といえば、ゴアテックスというほどメジャーな素材。

たぶん、各メーカーはゴアテックスをベンチマークして、追いつけ追い越せで独自素材を開発してるんでしょう。

性能はすごいんだと思うけど、値段も正比例します。

多孔質タイプで、性能を維持するためにはメンテナンスして上げる必要がある。

サイトを見てみると、

  • ゴアテックス
  • ゴアテックスPRO
  • ゴアテックスActive

と3つラインがあって、

さらにその中でも

2レイヤー、3レイヤー、特殊構造...などなど細分化されてることが分かる。

さらにC-KNITという軽量素材が最近登場している。

ゴアテックスと一口に言っても色いろあるんですねぇ。

色々な素材についての解説や比較記事を読んでみて思ったのは、やっぱりゴアテックス最強ということ。

各メーカーの独自素材もいい勝負をしているみたいだけど、最終的にゴアテックスを使ったハイエンドモデルが一番高い評価を受けているようだった。

どのメーカーもオリジナルの名前のついた素材を出してるけど、最上位ラインにはゴアテックス製をラインナップしてるんで、ゴアテックスが最強ってことですなぁ。

ゴアテックス以外の高級素材もあるけど、高い品質のレインウェアが欲しいなら間違いなくゴアテックス製品は選択肢に入ってくる。

高価だから人は選ぶと思うけど、雨の中で進んで釣りをする場合は、絶対に差がでるとは思う。

ゴアテックス製品は靴を使ったことがあるんだけど、マジで水を通さないし超快適でした。

ただ、多孔質タイプであり、ちゃんとメンテナンスはしてあげないと、最強の性能も台無しなので、ズボラな僕としてはちょっと躊躇している。

製品によって違うから分かりづらいけど、

上位モデルで

・耐水圧45,000mm以上
・透湿性13,500g/m2/24h

という表記があった。

オムニテック

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http://www.columbiasports.co.jp/technology/dry/#o_tech

アウトドアメーカー、コロンビアの独自素材。

どのメーカーもゴアテックスを使用した製品と、独自開発の素材を使った製品の2ラインなんだけれども、コロンビアだけはオムニテックという独自素材のみをラインナップしている。

コロンビアは手に乗る価格で、信頼できる製品を作っているメーカーだと思うので、好きです。

ただ、メーカー公式サイトのスペックが記載されていなかった。

ちょっと古そうな情報だったけど、

・耐水圧:3000~25000mm
・透湿性:5000~10000g/㎡(24h)

という情報はあった。レイヤー数でスペックは上下する。

僕が5年間愛用してたレインウェアは、コロンビアのオムニテックのやつです。

オムニテックに不満はないんだけど、比べるとゴアテックス製品の性能がどんだけすごいのか分かりますね...。

モンベル「スーパーハイドロブリーズ」

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http://webshop.montbell.jp/common/system/user/infomation/disp.php?site_category_id=2&infomation_id=128#material
日本のアウトドアメーカー、モンベルの独自素材。

モンベルはフィッシング向けレインウェアも発売しているんだけど、それらにはスーパーハイドロブリーズという独自素材を使っている。

3レイヤーで、

・耐水圧:20,000mm
・透湿性15,000g/平方メートル・24hrs

とサイトに記載されている。

透湿性はゴアテックス並か。

他にもブリーズドライテックというワンランク上の独自素材も開発している模様。

・耐水圧25,000mm、
・透湿性15,000g/m²・24hrs

モンベルのサイトは、海外メーカーのようなおしゃれ感はないけど、目的別のナビゲーションが豊富で選びやすい。

スペックとか機能も詳細に説明されてるし。

サイトにメーカーのものづくりへの姿勢が現れてるよね。

素材以外に性能を決めるポイント、構造や機構について

レインウェアを選ぶ時に素材以外で注目したいギミックなどもある。

どこを重視するかは人それぞれだと思うけど、頭に入れておきたいポイントを書き出してみた。

ギミックとは違うけど、個人的にはレインウェアは少し大きめを買いたいと思っている。

冬にアウターの上からでも着れるように。基本的に服の上から着るものですしね。

動きやすさ

釣り具メーカーのレインウェアだと、釣りの動作に適した立体裁断をしていたりするんですが、どうなんだろう?

釣りの動作ってそんなに特殊か?

間接を曲げた時に肌が露出してしまう、とかがなければいいと思うんで、動きやすさに関して釣り具メーカーに大きな優位性があるとは思えないんだが..。

それより、素材の伸縮性や固さ、重量の方が重要な気がする。

ポケットなど収納

釣用のレインウェアの特徴としては、ポケットの多さが挙げられる。

ゲームベスト着用を前提としていて、胸の脇にポケットがあるところがポイント。

個人的には、雨の日に濡れては困る携帯やタバコは、レインウェアの下に着ている服のポケットに入れるので、使いドコロが分からない。

雨の日は極力モノの出し入れをしたくないと思うので、ポケットの多さは気にならないなぁ。

むしろ、ポケットなどギミックが増えれば増えるほど浸水のリスクが上がると思うのでシンプルが一番だと思う。

あとポケットが多いと見た目がダサくなる。

フード

フードの取り外しや、収納ができる点も気になる人は気になるのかもしれない。

ヘルメットや帽子を着用している場合、その上から被れるか、フードが邪魔にならないようにできるかする必要が出てくる。


こういうレインハットを使う場合、フードはいらないですからね。

ジッパー

ファスナーって言った方がいいのか?

水が侵入しづらい止水ファスナーになっていることが重要。

防水カバーのようなギミックが付いているものがいい。

釣りでジッパー付きの服を着る場合、ジッパーがむき出しになっていると、ラインが引っかかったりして非常に煩わしい。

ジッパーをカバーしてボタンで止められる形状が個人的には必須だと思っている。

むき出しタイプでも隙間なく平らになって、気密性の高い形状が良いですね。

あとは開閉のスムーズさも大事。急に雨が降ってきた時に閉めづらいのではイライラしてしまう。

防水的にも、快適な釣りのためにも、大事なポイント。

首周り・袖周り

顎までちゃんと隠れる形状のモノが良い。

ファスナーの終点から水が垂れてこないように保護されていることも大事。

首周りは快適さに直結しますよね。寒さも防げるし。

袖はキュッとなってれいれば何でも良いかなと思ってる。

釣り用のレインウェアだと、袖が2重になっていて防水性能を高めている。

キャスト時に腕を上げますからね。浸水の可能性が高い。

気になる人はこのギミックを重要視している模様。

ベンチレーション

脇が開けられるようなるギミック。

熱や湿気を直接逃がすための装置。

これがあれば、暑い季節や大物とのファイトで大汗をかいた時にも快適さを保てるのでしょう。

まぁ、常に動き続ける登山とは違って、釣りはそこまで動かないんでなくても平気。あったら嬉しいくらいの感覚。

軽量性

今、レインウェアのトレンドとしては超軽量素材がキテるらしい。

たしかに、家からレインウェアを着て釣りに出かけるというより、雨が降る可能性があるからレインウェアを持っていくというシチュエーションの方が多いかも知れない。

こういう時、コンパクトで軽いっていうのはかなりメリットがある。

収納袋に入れた時の大きさもチェックしておきたい。

もちろん軽いほうが着用した時に動きやすいでしょうし、重さも重要なポイントです。

山業界で、スピードトレッキングやトレイルランニングみたいな激しく動くスタイルが流行ってるのもあるんでしょうね。

そういう流れの中で、防水透湿性もゴアテックス並という軽量新素材が出てきているらしい。

まぁ値段も従来のゴアテックス並なんですけど。

おすすめのレインウェア

メーカーごとにおすすめと思われるレインウェアをピックアップしてみた。

どれも上述のポイントはクリアしてると思うんですが、

個人的にはコスパ重視で、モンベルのゴアテックス製品にするか、今も愛用しているコロンビアにするかの2択。

ホントにコスパだけを考えると大穴がいるんですが..。

お金に余裕のある人は、アークテリクスがかなりキテいるブランドなのでおすすめ。性能も最強クラスで見た目が超絶かっこいい。

メーカーのジャンル別おすすめ最強レインウェア

登山・アウトドアメーカーのレインウェア

モンベル(mont-bell)

モンベルは高い品質と海外メーカーに比べて手に取りやすい価格が魅力の登山メーカーですな。

釣り用と登山用のレインウェアがある。

モンベル釣り用レインウェア

モンベルからは、ハードシェルタイプと、軽量タイプの2種類の釣り用レインウェアが出ている。

モンベルの釣り向けレインウェア

「ウエイディング レインジャケット」は、ゴアテックス パックライトを採用し、重量227gとかなり軽い。

ウエイディング レインジャケット 商品ページ

ポケットはベスト着用時に取り出しやすいサイドの位置に2つ。肘が立体裁断になっているところが釣りに特化している点。

あと、背中のバッカン。

ゴアテックスパックライトのスペックは、耐水圧30,000mm、透湿度15,000g/m2-24hとのこと。

モンベルの主力レインウェア

モンベル主力の登山用レインウェアは、「ストームクルーザージャケット」「トレントフライヤージャケット」の2つ。

生地の厚さや重さが違うので、値段と相談してお好みで選べば良いと思います。

ストームクルーザー

モンベルを代表するレインウェア「ストームクルーザー」は、GORE® C-ニット™バッカーテクノロジーを採用することでしなやかさが向上。

トレントフライヤー

世界最高水準の性能を備えるゴアテックス®素材を使用した、モンベルのレインウェアの中で、最高の透湿性と軽量コンパクト性を実現したモデルです。

ストームクルーザージャケットの方が、生地が厚くて防寒・防風性は優れています。

暑い時期のレインウェアとして考えるなら、薄手のトレントフライヤージャケットの方か。

トレントフライヤージャケットは170gとかなり軽い。ストームクルーザーでも200g台で十分軽量。

モンベルは、デザイン面は正直海外メーカーに劣るけど、かなりコスパは高いと思う。

そんなモンベルのラインナップの中で、ゴアテックス製でもっとも安いのが、「レインダンサー ジャケット」

ゴアテックス製としては、かなり安いんじゃないだろうか。

詳細なスペックの比較は、公式サイトで。
http://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=8800

気になる商品にチェックを入れて比較検討をするボタンを押してみてください。

モンベルのサイトはスペックの比較が非常に分かりやすいので、超使いやすいです。

コロンビア(Columbia)

最近はバスプロとのコラボモデルが豊富なコロンビア。創業のきっかけがフィッシングベストだったりと釣り業界と関わりが深い。

海外メーカーだけど、比較的安いのも良い。デザインも良くて街着として来てる人も増えてきた印象があります。
http://www.columbiasports.co.jp/items/PM0023/

僕が5年間愛用していたコロンビアのレインウェア「グラスバレーレインスーツ」

品質は必要十分で実用的。安め。

素材はゴアテックスではなく、コロンビアの独自素材「オムニテック」。

コロンビアは実用的なものを手に取れる価格で提供するという思想のメーカーなので好きです。

グラスバレーより高品質高性能なレインウェアが、こちらの「ティートンタワーズレインスーツ」

出せる範囲でよりいいモノを買った方が後悔はないだろうけど、はじめてのレインウェアならグラスバレーでも良いかなとは思います。

僕がグラスバレーの次に購入したのは、ワバシュジャケット。性能はティートンタワーズと同じくらいらしいです。


ティートンとの違いはデザイン。見た目の良さで選びました。デニムっぽい生地になってるやつ。普通に街着として着れるレベルです。バスプロコラボモデルもあります。

購入した時の記事。

あとワバシュはジャケットのみのラインナップなので、要注意です。

アークテリクス(Arc'teryx)

http://www.arcteryx.com/Home.aspx?language=JP
プロの登山家が使う品質でかつ、見た目が超絶オシャレなブランド。シュッとしたシェイプで、色使いもかっこいい。

防水性、快適性、着心地ともに最強との呼び声が高い。

http://outdoorgearzine.com/column-the-rain-jackets-editors-picks

値段はもちろん、クソ高い。

最近、ストリートでも流行ってますね。でも街着としては完全にオーバースペックだと思います。

買えるなら雨の中1日釣りするならこのレベルがほしいとは思う。

でもお金に余裕があるなら手に入れたい一品。

ノースフェイス(THE NORTH FACE)

https://goldwinwebstore.jp/ec/pro/disp/2/NP11505
ノースフェイスで注目したのは「クライムベリーライト ジャケット」。

ゴアテックス®の新しい裏地構造・C-KNITバッカーを採用した、軽さと強さを併せ持つ防水シェルジャケット。

C-KNIT採用で着心地がすごく良いらしい。

ノースフェイスも高いよなぁ。この価格って日本向け価格で、アメリカで買うと200ドルくらいで買えるって話もあるよね。

パタゴニアとかもだけど。

まぁ、関税やら輸送費などがかかることを考えたらしょうがないと思いますが。海外メーカーはそこがネック。

ノースフェイスやパタゴニアは来てるとお洒落に見える効果もありますな。

ミズノ

日本のスポーツアウトドアブランドの雄!ミズノ。

http://products.mizuno.jp/c/category/outdoor/wear/rainwear

防寒アンダーの評判もよく、素材の開発力が高いんですね。

ベルグテックという独自素材のレインウェアもコスパが良いと評判が良い。

ゴアテックス製のガチレインウェアを持ってる人が、予備のレインウェアとして使うパターンもあるようです。

値段も魅力的。国内メーカーは余計なコストがかからない分コスパは良くなるはずですよね。

ストームセイバーはミズノの独自素材でコスパが高いって評判なんだけど、ゴアテックスモデルは普通にお高い値段。やはりゴアテックスで最安はモンベルか。

釣り具メーカーのレインウェア

ダイワ(daiwa)

http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/wear/rain_wr/dr3005/index.html

ダイワの独自素材はレインマックス。


でもコロンビアやモンベルに比べて、優位性を感じないんだよなぁ。

http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/wear/rain_wr/dr1106j/index.html

ゴアテックスを採用したモデルもあるけど、かなり高い。

「D」のロゴも釣り具としては良いかもしれないけど、普段着として考えるとどうか..。

シマノ(simano)

http://fishing.shimano.co.jp/product/wear/4398

シマノの独自素材は「ドライシールド」。ダイワ同様ゴアテックス採用製品もある。


機能的にはダイワよりシマノの方が優れていそうな気がした。

パズデザイン(pazdesign)

http://www.pazdesign.co.jp/product_r/list_02.php?i_id=519

釣り具メーカーで評判のよいレインウェアを出しているといえば、パズデザイン。


ウェーディングをする人なんかは、丈を短くするギミックなどが搭載されているパズデザインのレインウェアがピッタリかも知れない。

たまにナチュラムなどネットショップのセールで安売りの対象になっているので要チェック。

作業着

働く男のための実務的ウェア。コスパは最強かも。

ワークマン

防寒具は非常に評判が良くて、バイク乗りなんかも愛用しているワークマンのウェア。

デザインにさえ目を瞑れば。なんで変な部分がツートンカラーになっているのか..。1色でいいじゃん..。

と思って防寒着の購入は見送ったんだけど。

レインウェアも性能は良いのかもしれない。

http://store.workman.co.jp/item/item.html?i=661
あれ?写真で見た感じそんなに悪くない?

スペックが、

・耐水圧:10,000mm
・透湿度:5,000g/㎡ 24h

ということで、最低限の性能はある模様。

この性能でこの価格はコスパ高いよな。絶対額を抑えたい人向け

低価格帯のレインウェア

ゴアテックス良いんだけど高い..。高価で良い物って、素材の品質が高くても効果を持続させるためのメンテナンスもしなきゃでめんどくさい。

そこそこの品質で値段を抑えて、多少荒く使える道具の方が基本的には好み。。

ロッドとかだったら多少ボロでも、キャストや釣行の回数を増やすとか、ポイントを探すとか行動で性能をカバーできる面もあると思う。

ただレインウェアに限っては難しいところですよね。

このクラスだと濡れて身体が冷えたり、不快を感じたりはするかもしれません。

でもすぐに引き返せない登山とは違い、釣りだったらすぐ帰れるっちゃ帰れるしなぁ。

まぁ間違いなく、コンビニ雨ガッパよりは快適なはず。

ちなみに、ポンチョタイプのものは風が吹くとゴミと化すので、単体使用はおすすめしません。安いけどね。

安いカッパの上に羽織るっていう使い方なら意味はあると思う。

でも腕が出ないと釣りには使えないか。キャストする度にバサバサしてたら意味ないですね。

リバレイ

ロゴス

まとめ

レインウェアは、登山系アウトドアブランドの方が信頼できると思う。

釣り具メーカーのレインウェアには釣り用のギミックが搭載されているけど、そこまで優位性を感じない。

そういう機能性より、身体が濡れることが許されない登山メーカーのしっかりした作りの方をとりたい。

と、個人的には思う。

手に取れる価格かつ性能も十分というとことで考えると、モンベルかコロンビア。加えてミズノ。

価格があがっても良かったら海外メーカーがデザイン面で優れている。

素材はゴアテックスが最強!でもメーカー独自素材も釣りレベルだったら必要十分かも!

袖からの浸水がめちゃくちゃ気になる人は釣り具メーカーのものを!

こんな感じ!

レインウェア選びの参考になれば幸いでございます。

関連記事:レインウェアが決まったら、メンテナンスの方法もチェック!

関連記事:袖口の浸水などを防ぐレインギアもあるよ!

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