海最高!狙うはシーバス、アジ、イカとヒラメと...なんでも!
2014/12/6 気温:最低5℃くらい 最高10℃くらい 天気:爆風晴れ
館山周辺の漁港を釣り友達2人と巡りました。
ライトソルト、エギング、シーバス、ライトショアジギングなんでもやったろという意気込みです。
タックルは、エリアトラウト用のULロッドと、エギングロッドを持って行きました。
?この日は楽しかったなぁ。
初シーバスへの期待に胸を膨らませて、東京湾を渡る
5日の10時頃、首都高に乗って、1時間位でアクアラインを通過しました。渋滞もなくスムーズに流れていて、いい感じ。
移動中の車内では、もう爆釣するイメージしかないわけです。釣りに行く前はだいたいそうなりますね。
実はこの釣行前はシーバス童貞でして、というか海の釣り自体ほとんど経験がない状態。当然ソルト用のタックルも持ってなかったのですが、コレを機に購入しました。
この釣行に合わせてタックルを購入
ロッドは、エーギー86M・F
リールが、14カルディア2508H
メインライン、ラパラ ラピノヴァ 1号
リーダー、東レ フロロ 4号
ロッドは中古で、リールは新品で調達しました。
リールはフリームスと迷いましたが、海水で使うならマグシールドが付いてたほうが良いかなと思ったのと、フリームスは11年発売、カルディアは14年発売と3年の開きがあり、値段差以上に性能差があるんじゃないかと思ってカルディアに決定。
ロッドは、海でやりたいルアーフィッシングを、一番バーサタイルにこなすのは、何用ロッドの何フィートでパワーは何がいいのか色々調べた結果、8.6フィート、Mクラスのエギングロッドを選びました。
ルアーも一緒に、シーバス用のバイブレーションを中心に、ミノー、20gくらいのメタルジグなんかを一通り揃えました。タックルベリーを覗いたら、新品のシーバスルアーが半額で売っていたのでリアクションバイト。ここで手に入れたkoume80とmamesan70Tがドラマを起こすとこの時誰も想像していなかったのだった…。
釣り道具買うのって本当に楽しい。買ったら釣れる気しかしなくなるのも釣り人の性ですね。
そんな感じで、1時前には富津金谷ICを降りて、漁港へ向います。
漁港に到着するも、爆風が吹いてやがる
「さむっ!風つよっ!」
ICを降りてすぐの漁港に行く前に、コンビニに寄るために車から降りた時の感想。
風速はたぶん7,8M、気温は4℃でした。こんなんで釣れるのか...?という疑念は持たずに、ホッカイロと飲食料を買って、漁港にイン!
早く釣りしたい!
ちなみに、フジロックに通っていた時から使っている長靴を履いていったのですが、足先がめちゃくちゃ寒かったです。
でもそんなことでは、心は折れない!だってタックル揃えるのにお金たくさん使ったんだもの!
?ちなみに釣り場は地図を見て、適当に決めました。房総半島まで来たんだからどこでも釣れるでしょ。
最初の漁港はハズレ
隣の漁港でドラマが...
?地図をみるとすぐとなりに漁港があることがわかりましたので、そこへ移動します。フェリー乗り場が漁港の隣にあって、大きめの駐車場があっていい感じです。
駐車場に結構、車が止まっていたので混んでるいるのかと思いましたが、漁港には見える範囲で釣り人3人のみ。うちお二人は僕らが釣り始めて30分くらいで帰って行きました。
まったく釣り人がいないと心配になりますが、適度に空いている方が快適に釣りができていいですね。
風は相変わらず強くふいてましたが、港内は横風or追い風になっていたので、さっきより釣りもしやすい状況。
潮は上げ3分といったところでしょうか。これからがチャンスタイム?このドキドキ感がたまりません。リーダーを結びなおして、シーバス狙いでキャスト開始!
ルアーは、目につくストラクチャーもないし、狙い所がよく分からないので、波動の強そうなルアーで広く探ろうと思い、mamesan70Tのレッドヘッドをチョイスしました。
まずは、上のレンジからと思い着水後すぐに巻き始め(シーバスの普通のリトリーブスピードがどんなものかすらよく分かっていないが)、1秒弱で1回転くらいのスピードで巻いてみます。
角度を変えながら広範囲に探ってみるもノーバイト。3秒ずつカウントダウンしながら同じコースを通してみますが、ノーバイト。ちなみにカウント8くらいでボトムに着きました。奥に向かって歩きながら続けていると堤防の奥(湾の入口)までノーバイトのまま到達してしまいました。
堤防の奥は磯になっていて、堤防の先端は磯がちょっと絡んでいてすごく釣れそうな感じ。友人が先端に入って投げてましたが、釣れないということで交代で入ります。
根がかりかと思ったら...、こいつ、動くぞ...!
先端にエントリーしてみると、足元では岩が水面から顔を出しています。根がかりしそ~。友人も同じことを考えて上のレンジを通していた様子。でもここまで投げ歩いてきた感じでは上のレンジでは釣れそうにない。
水温が低下するとボトムに留まる修正ははどの魚も共通なのでは...。だとしたら、ものすごく寒いので魚のレンジも下がっているはず。仮説を立てたら、早速検証しなければ。
早めにピックアップする意識で根がかりに注意しながらボトムを攻めてみることにしました。ロッドを立て気味にして、巻上げリトリーブからのテンションフォール、着底後すぐにまた巻き上げを繰り返す。
ラインを張った状態でフォールさせると、着底した時点でフッとテンションが抜けるので、着底はよく分かりました。
リトリーブのスピード、フォールさせるまでのリトリーブ間隔を変えながら、着底までの時間をカウントし、どこのレンジまで巻き上げているかを意識してボトムを探っていきます。
しばらくその動作をルーティーン化して探っていると、フォール中に何か違和感が。カウント的には着底するはずのタイミングなのにラインテンションが抜ける感覚がありません。でもラインに動きはないし着底してるっぽい。
そこからルーティーン通りハンドルを巻くが、動かない。根がかり?少し竿をたてて聞いてみるが、動かない。強めに煽って外そうと思っても動かない。
こりゃ根がかりかーまじかーと、思ったら...。「ジジジジジジッッ」とドラグが鳴く!!
来たっ!!やっぱりボトムにいた!ドクッと一気に血流が流れだす。
この感覚がたまりませんね。釣りサイコー。
ていうか、これでかくね?ドラグは結構強めにしてたつもりなのですが、ハンドルを巻くもドラグが鳴り止まない。こちらの心臓もバクバク鳴ってます。
ファーストランが終わり、ランディングを手伝ってもらうために友人を呼ぶ。でも、なかなか魚が上がってこない。リフトアップしようにも、むっちゃ重い。エギングロッドだし無理はせずにゆっくり引き寄せる。
徐々に徐々に寄せてきて、水面が近づいてくるとだんだんと魚が首を振っているのが感じられるようになってくる。コレがウワサのシーバスの首振り?何にせよ、引きつえー!海スゲー!!とテンションMAX!!!
なんとか近くの水面まで寄せると、うっすらと魚体が見えてくる。銀色だ!シーバスだ!!ここまで来るのにエラ洗いはありませんでした。でかいシーバスはエラ洗いしないとは聞いてましたが、まさか...。
さらに足元まで寄せると、はっきりとシーバスと分かるフォルムが浮き上がってきます。
「でかい!!」
友人曰く、80は超えてたとのこと。ネットを持っている友人の方へシーバスを誘導します。ファーストラン以外はあまり走ることなく、ただただ重い!強い!という感じでしたが、ネットを見た瞬間シーバス猛ダッシュ(笑)
堤防の先端、磯の方向に走ったため、ガリガリとラインが擦れているのが分かります。急いで追いかけ、ロッドを立てて堤防や岩にラインが触れないようにして、ゆっくり安全地帯に魚を誘導、ネットインを試みます。
しかし、 だんだんと魚の体力がなくなってきたところでネットに入れようとするも、魚が大きすぎてネットにうまく入らない!
?そのたびに強めの抵抗を試みるシーバス。リーダーが背びれに引っかかったり危ない場面を何回か繰り返し...。
強引にネットの奥の方へ入れようとした瞬間...。
「バチッ!」
リーダーとの結び目から、ラインブレイク...。
ここまで来たら、結び目の強度は問題ないと思ってましたが、やってしまいました。原因はいろいろ考えられるけど、リーダーの結び方、タックルバランス、タモ入れ含むランディング技術すべてが足りていなかったです。
ラインブレイクって、取り込めない悔しさもあるけど、魚に対する罪悪感が強いです。かわいそうなのもあるし、貴重なランカーシーバスが減ってしまう...。ルアーは外から見えていたので飲み込んではいないはず。自然に外れてくれることを祈ります。
初シーバスゲット!3ヒット2キャッチ!
リーダーを結んでいる間に、ヒットしたポイントには友人が(笑)。フォールさせてボトムで釣れたことを伝えると、そこで20cm弱のメバルを釣っていました。ルアーはワンダーとのこと。
魚っけが出てきたのか?堤防の先端から15mくらい離れたところからキャスト再開。mamesanは他に緑金しか持っていなかったので、それを使います。ヒットパターンと同じことを30分程繰り返すもあたりなし。
ボトム付近で食ってきたのは間違いないと思うので、動きを変えてみよう。ということで、すこし動きを押さえてミノーバイブレーションを選択。koume80投入!カラーはピンクイワシ!
アイマのルアーは、ナマズで愛用してましたので、何か釣れる気がしました。
巻き上げからのテンションフォールに加えて、ボトムすれすれを引くイメージでスローリトリーブも交えて探り直してみます。すると、
「コッ、コココッ!」リーリングが重くなる。すかさず、フッキング!ノッた!!
引きはさっきの程じゃない。慎重に寄せてくると途中でエラ洗い!シーバスだ!
エラ洗いされた時にどういなせばいいのかよく分からなかったけど、バレることなくネットイン!初シーバスゲットー!!
?
サイズは50cmくらい。
このシーバスは友人がお持ち帰りしました。美味しかったそうです。
この時点で2時30分くらい。上げ5~6分といったところ。時間はまだまだあります。2匹目のドジョウを狙って、同じ方法でキャストを続けます。
「ココッ」っと小さいアタリ。釣る気満々で集中してたので、瞬間的に合わせるもののすぐにバレる。ちょっと小さかったぽいけど、もう少し送り気味の方がいいのか?
あれこれ考えていると、友人が同じ方法で30cmくらいのシーバスゲット。これは時合突入か?パターン掴んだか?
期待にドキをムネムネさせながら、スローにkoume80を引いてると...、
「ゴッゴッゴゴッ」明確なアタリ!一拍おいて、がっつり合わせる!!
ハンドルを巻きながら聞いてみると...、ノッてるーー!!しかも、でかい!さっき連れたシーバスより、明らかに重い!50cmのシーバスではほとんど鳴らなかったドラグが鳴いてる!!
次は、とる!この緊張感!!
途中、エラ洗いはせずに寄ってくるシーバス。やっぱり大きいのはエラ洗いしにくいのですね。浮かび上がってきた魚体は、やはりデカイ。
ネットインさせるまでになるべく魚の体力を削る意識でいなして、慎重にランディング体制へ。動きがおとなしくなってきたところでネットに頭を向けさせる。でかくてネットに入れるのに少し手間取るも、無事ネットイン!
?
陸にあがったシーバスは、でかい!手尺で70cmオーバー!
(興奮していて、写真をあまり取らなかったので、大きさが分かりにくいですが...)
逃したシーバスは、引きも水面で目視した感じもっと大きかったぽいのが、ちょっと残念でしたが、でもウレシー!!
写真を撮った後は、スロープまでダッシュで移動して、蘇生後にリリース。ゆっくりと海に帰って行きました。
その後...
結果から言うと、翌日の午後7時くらいまで釣りをしましたが、何も釣れずに館山周辺内房釣行は終了しました。
友人'Sはまぁまぁサイズのカサゴをテトラ撃ちで1匹ずつ釣ってました。
勝山→白浜
70cmが釣れた後、1時間ほど投げて全員あたりなしなので、朝マズメに合わせて移動。車で20分くらい移動して、勝山港に来ました。
ネットで調べてみると、そこそこ有名な漁港な様子。到着してみると、出港直前の釣り船がたくさん停泊していました。積んであるタックルをみるとカワハギが多い感じだったのかな?食いてぇ。
最初、漁港の外側のサーフ&磯エリアで釣りをしようとするも、爆風のため断念。漁港内に入ってみると、テトラの上にシーバサーが10人くらいおりました。
ちょっと観察している間に、シーバサー2名がシーバスを釣り上げていました。ポンポンとテトラの上を移動して、ネットで上手いことランディングしていましたが、あれは真似できる気がしない...。
テトラの上でかけてもランディングができる気がしなかったので、テトラの反対側の港内で小物狙いに切り替えますがノーバイト。
日が昇ると早々にシーバサーたちは上がっていきましたが、結構な数のシーバスをキープしていました。やっぱり釣れるところには人もたくさん集まるのですね。
お昼までやって釣れないので、友人のおばあさんの家がある白浜まで移動。途中、道の駅でびわカレーを食べて、おばあちゃんちで夕まずめまで昼寝。
白浜→乙浜→館山自衛隊堤防→金谷
夕まずめに乙浜港へ。何も釣れず。釣り人は少なかったです。
完全に暗くなった後、自衛隊堤防へ。ちらほら釣り人がおりました。堤防先端で1時間ほど投げるもノーバイト。堤防の根元のライトにイワシらしき小魚が群がっていてたまにフィッシュイーターに襲われてましたが、既に釣り人がいたためチェックできずにここは終了しました。
最後に、最初の漁港に戻りますが、潮がソコリ付近で釣れる感じがしない。ちょっと投げましたが上げが効いてくるまで粘るほど体力が持たずに、つつがなく釣行は終了しました。
まとめ。海最高!シーバス最高!
去年辺りから、いつかシーバスを釣ろうと思いながら、他の釣りに夢中になっていてなかなか手を出さなかったシーバスが、狙って1回目で釣れちゃったので、来シーズンは本格的に狙って行きたいと思います!
エギングロッドでのシーバス釣りも、専用タックルに比べてやりにくい点もあっただろうけど、大きな問題は感じなかったので、しばらくこのタックルを使い込んでみようと思えました。
海なし県民からすると、海はまぁまぁ敷居が高いのですが、それだけに海サイコー!楽しかった!埼玉にも海がほしい!!
青物も狙える季節にまた行きたいです。
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アムズデザイン(ima) koume 80 #X2052 ピンクイワシ
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