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モンベルの「スーパーメリノウール」を入手したので、使用した感想を記していく

更新日:

みなさん、こんにちは。

僕は風邪を引きました。

今シーズンは割りと健康に過ごしていると思ってたのに..。

熱がバーっと出て2日で回復しましてもう大丈夫そうです。

本題。当サイトでは色んな防寒アンダーを紹介してきました。

釣り人のための防寒インナー、アンダーウェアまとめ! 極寒での使用に耐えうる奴

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表題の通りモンベルのスーパーメリノウールを入手したので、使用感などのファーストインプレッションをお届けします。

モンベル「スーパーメリノウール」の特徴とか

個人的に防寒アンダーの大本命と目していたのが、モンベルのスーパーメリノウールです。

コストと性能のバランスから考えて、モンベル製品はアンダーウェアに限らず全体的に超優秀だからです。

そんなモンベルの防寒アンダーウェアには2つのラインがあります。

スーパーメリノウールとジオラインです。

それぞれ機能や素材に違いがあります。簡単にまとめるとこうです。

スーパーメリノウール

上等なウール素材。発熱性に優れている。

ジオライン

化学繊維。汗の吸収・蒸発に優れている。

どちらも防寒アンダーとして温かいことは前提にあります。

その上で、じっとしている時により温かいのがスーパーメリノウールで、動いて汗が出た時に体が冷えにくいのがジオラインです。

ジオラインはハードな冬の登山用ってことですね。

釣りならスーパーメリノウールの方が向いていると思います。(店員もそうおすすめしてました)

選んだ厚さはスーパーメリノウール厚手(上半身用)

今回購入したのはスーパーメリノウールの一番厚手のタイプです。

厚手にはジップタイプと普通の丸首タイプがありますが、丸首タイプを選択。

価格はモンベルのショップで7,500円弱でした。

厚さが1ランク下の中厚手だと5,000円代で購入できます。

5,000円~7,000円くらいが他社の厚手タイプの相場だと思いますので、だいたい相場通りの設定ですね。

厚手を選んだ理由

スーパーメリノウールは、薄手、中厚手、厚手の3種類があります。

薄手は夏用のアンダーウェアレベルの薄さで、防寒アンダー用途ではありません。

そもそもメリノウールとは素材の名前なんですが、サラサラな肌触りが売りの素材で夏用の服にも使われる素材です。

スーパーメリノウールに関して防寒アンダー用途としては、中厚手か厚手となります。

競合他社製品には、この上の極厚手的なバージョンがだいたいあるイメージなんですけどね。

中厚手がユニクロのヒートテックくらいの厚さです。

アウトドア用の防寒アンダーとして買うなら、もっと厚めのタイプがほしいところ。

僕が持っているシマノと光電子のアンダーと厚さを揃えると、厚手一択となりました。

他社製品と比べたコスパとか機能についての所感

着てみた感想:肌触り・生地感

手に取った時から思いましたが、ウールからイメージするより生地が硬めの印象でした。

肌触りもすこしサラサラよりのザラザラした感じがします。

何回か洗濯したら変わるのかもしれませんが。

気になるのほどではないのですが、天然素材感というか着心地は光電子が一番かな。

あ、でもウールのチクチクした感じはまったくなく、着心地はいいですよ。

あと同じ価格帯の他社製品と比べると厚手っていう割には生地の厚さは薄いです。

着てみた感想:着用感

上と重なりますが、着た直後の暖かさは天然素材っぽい光電子のが上かなと思います。

後述しますが、発熱性が劣るわけではありません。

僕は身長が約170cmの痩せ型なんですが、Mサイズを購入しました。

それでかなりフィット感があります。

これも何回か洗濯したら変わるかもしれません。

写真は袖の部分なんですが、ちゃんとゴムで隙間ができないように処理してあります。

重ね着してもずり上がりにくかったし、袖から空気が侵入する感じもしませんでした。

ここがちゃんとしてるとポイント上がりますね。

この処理がされてないミズノのブレスサーモは、釣りしてるとずり上がってくることがあるんですよね。

光電子はスウェットみたいにがっちり処理されてるのと比べて、メリノウールは軽い感じになっています。

光電子の方が耐久性はありそうだけど締め付けも感じるので、どっちが良いかは好みの問題かなぁ。

着てみた感想:暖かさ・発熱性

発熱性は値段なりに高いと感じました。

しばらく着ていると動かなくてもじわ~っと暖かく感じてきます。

外気温が5℃以下の時に外出してみましたが、体の熱を変換してくれる感じで暖かいです。

実験としてブレスサーモ・光電子・スーパーメリノウールを屋内で着比べてみると、個人的な感想はこんな感じ。

室内でじっとしている・・
光電子=スーパーメリノウール<ブレスサーモ
室内で厚着してじっとしている・・
ブレスサーモ<光電子=スーパーメリノウール

ブレスサーモが本来の力を発揮するためには若干の水分が必要なんだなーっていうのを感じます。

すこし汗ばむくらい厚着してるとさらにブレスサーモがヒートアップしてくるという。

でも外の寒いところでじっとしていると、ブレスサーモのMAXパワーが発揮されてない思うんですよね。

かといって動いて汗かきすぎると汗冷えするっていう矛盾をブレスサーモには感じます..。

いや、ブレスサーモも暖かいですけどね。アウトドアで使う用途としてどうなのか。

スーパーメリノウールと光電子はどちらも寒い外気温の中でちょうどよく暖かいですよ。

スーパーメリノウールは厚さの割にすごく暖かいのでびっくりしたんですが、同じくらいの値段で光電子の方が厚手なので絶対的な防寒応力としてはどっちが上なのかな~。甲乙つけがたいです。

素材が薄いほうが重ね着しやすいし着心地も軽く感じるし、スーパーメリノウールのメリットではあるなと思います。

スーパーメリノウールの暖かさを形容すると、快適な暖かさが長時間続くという感じです。

光電子は着た直後から暖かいので、最初はスーパーメリノウールにすこしがっかりしてたんですが、1日着て過ごしたあとはどちらが良いか決めかねる心境になります。

まぁとにかくほどよく暖かくて快適だったという印象なんですが、その要因は下記の性能が高いためなんだと思われます。

着てみた感想:吸汗性・速乾性

スーパーメリノウールが特に優位だと感じたのがこの点です。

汗の吸収と乾きが競合他社製品に比べて優れていると感じました。

まだウォーキング程度の運動しかしていないのですが、釣りと同等レベルの負荷だとは思います。

なんと表現したらいいのか、汗が付着する感じとか蒸れる感じがなくてとにかく快適なんですよね。

さすがは山登りのメーカーだと思いました。

この汗の処理能力の高さに加えて、発熱性と保温性のバランスが良いから、快適さを感じるんでしょうね。

外で+動くという条件が組み合わさるとスーパーメリノウールの性能は一番高いかもしれないです。

もっと汗かいた時にどうなるか。

こんど天気の良い日にサイクリングで着用してみたいと思いますので、実行したら追記します。

スーパーメリノウールを着てみて感じたことまとめ

性能は高いと思います。

ダイワ・シマノ・ミズノあたりと比べると少し価格が高いので、当たり前っちゃそうなのですが。

最強の防寒アンダーを求めるなら、スーパーメリノウール買って後悔なしとおすすめはできます。

とにかく着心地が良かったですね。

暖かさ、肌触り、吸汗速乾などすべてひっくるめて、着ていて快適です。

全体にボーターの折り目みたいなのが入ってるんですが、そのデコボコが快適さの要因らしいです。

公式サイトに解説がありました。

モンベル|防寒アンダー

釣り業界で最強の防寒アンダーっていうと、スーパーメリノウールか光電子があげられることが多いです。

同じ価格帯の光電子と比べてどっちが良いかと問われると非常に答えに悩みますねぇ。

どちらも同レベルの満足感があります。

ただ、特性ははっきり違いがあるように感じました。

多少汗をかいても快適なスーパーメリノウールと、すぐに暖かい光電子。

ランガンで歩き回るような時はスーパーメリノウール、マジで寒い時は光電子って使い分けでしょうか。

取り急ぎ、この記事の結論としてはスーパーメリノウールは買って損なし!

高いけど一枚はガチ防寒アンダーを持っておくと快適に過ごせるので、おすすめです。

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